カングーのエアコンの効き具合
カングーはエアコンの効きがあまりよくありません。
特に夏場は後部座席用に小型のUSB扇風機を取り付けて、少しでも涼しくするための努力をしています。
室内が広い割にエアコンの出力が低いってのもありますが。
みんカラでエアコンの効きをよくするためのカスタムをやっているカングーオーナーが結構沢山いたので実践してみました。
エアコンの低圧側のパイプに断熱加工する
エアコンの冷媒は低圧側のパイプを通って冷たい空気が車内の吹出口まで届いて室温を下げるのですが、この低圧パイプはエンジンルームを通っています。
エンジンルームはエンジンの熱でとても暑くなりますし、ボンネットに太陽光が当たるだけでも相当温度が上昇します。この低圧パイプも温まってしまい、中を通る冷気の温度が上昇してしまいます。
それを防ぐために低圧パイプに断熱加工するっていう方法がカングーに限らず車のカスタムとして流行っています。
具体的にどのように加工するかを紹介します。
用意するもの
用意するものは以下の2つ。
- エアコン用ドレンホース
- 耐熱アルミテープ
エアコン用ドレンホースは家庭用エアコンの内部の水を外に排出するためのホースです。直径は車種によって異なるかもしれませんが、カングーでは18mmのものを使用しました。
ドレンホースでなくても耐熱式のスポンジなどでも代用可能です。要はパイプを覆うことができてそれなりの耐久力があればよいのです。
実際にやってみる
エアコン用ドレンホースはこちら。
これを低圧用パイプを覆うために縦にカットします。
この切れ目を使ってパイプにかぶせます。
すみません、ドレンホースをかぶせた段階の写真を取り忘れました。。。
下の画像の真ん中あたりの銀色のパイプがエアコンの低圧側パイプです。
ここにドレンホースを被せます。深いところまでパイプは通っており、完全に覆うのは難しいので届く範囲でも十分だと思います。
ドレンホースを被せたら最後に耐熱のアルミテープを巻きます。二重巻きくらいでよいと思いますが、テープが沢山余ってしまうので三重くらいにしちゃいました。
こんな感じになります。
この状態で昨年の夏を過ごしましたが、正直効果はわかりませんw
まあエアコンの効きが早くなるとか温度設定を1℃上げることができるとか、多少変化があると良いのですが、正直ビフォーアフターでの検証が出来ないのでなんとも。。
同一条件で検証すれば少しは効果が見られるのかな。
労力の割に地味な結果しか生まれない自己満足なカスタムですね。
おすすめはしませんが、もし実施される方は参考にしてみてください。
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